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丁寧に朝露を払って 煌く群青の視線
碧い瞳に映り込んだら 透明な光が反射した
 
心 燻っている日々の隙間
響くお呪いはまだ途切れ途切れ
 
意味を持たないこの声は 今も庭先で木霊する
淡い白檀の香りが そっと胸の奥に沁みる
 
言葉 騒めくノイズを掻き消して
響け 遠くのあなたに届くように
 
堂々巡りの陰 悲しいほどに伽藍堂
以心伝心 虚ろな言葉が宙を舞う
 
言葉 手探りで問い掛ける
ずっと忘れないように繰り返してしまう
 
いつか分かるようになるその日まで
響け 遠くのあなたに届くように