イエスは復活してから40日後,天に戻りました。しばらくして,神はイエスを王国の王にしました。神の王国は天から地球を治めます。
イエス・キリストが王になり,神の王国の統治が始まります。次に,サタンが天から地球に投げ落とされます。
こうして天は平和になり,みんなが一致します。一方,地球には悲惨なことが次々と起こります。
天使の1人が,使徒ヨハネを荒野に連れていきます。そこでヨハネは,女が緋色の野獣の上に座っているのを見ます。女の額には,「大いなるバビロン」と書かれています。
緋色の野獣は,国際連合を表わしています。大いなるバビロンは,世界中の偽りの宗教の集合体を表わしています。
野獣は,娼婦である「大いなるバビロン」を憎み,破滅させます。大いなるバビロンの滅びが大患難の始まりとなります。
神は,地上の邪悪な体制に対する憤りを表明します。神は,天使に神の怒りの鉢の中身を地に注ぎ出すように命じます。
天使が,神の怒りの鉢の中身を野獣の座に注ぎ出します。すると,野獣の王国は暗くなり,人々は苦痛のあまり自分の舌をかみ始めます。彼らは,苦痛のゆえに天の神を冒とくします。
神の王国こそ人類の厄介な諸問題の唯一の解決策であるにもかかわらず,人類は全体として,この解決策に耳を傾けようとはしません。
地球が滅びることはありません。人類の永遠の住まいだからです。
ヨハネは,神からの幻を見ます。「わたしは,ひとりのみ使いが底知れぬ深みのかぎと大きな鎖を手にして天から下って来るのを見た。そして彼は,悪魔またサタンを捕らえて,千年のあいだ縛った。そして彼を底知れぬ深みに投げ込み,それを閉じて彼の上から封印し,千年が終わるまでもはや諸国民を惑わすことができないようにした」。
キリストによる千年統治が始まります。地球は楽園になるのです。